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ナルシストの世迷言 その2 | ||
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1999年1月23日 黒田洋介・梶島正樹「真・天地無用!魎皇鬼 弐の巻 遥照」(富士見ファンタジア文庫)の感想より |
なんだかんだ言って、最後は自分の為に生きている、
それが彼らの追い求める理想であり、魅力なのです。 |
1999年3月5日 冴木忍「妖怪寺縁起2 回転木馬の夜」(角川スニーカー文庫)の感想より |
本当の恐怖は自分の心の中にあるのです。 |
1999年4月1日 安井健太郎「ラグナロク4 青き双珠」(角川スニーカー文庫)の感想より |
どこに行き着くのかも大事だし、どう生きるのかも大事。
どちらが大事かを比較するなんて意味ない事です。
胡散臭いやつらの言うことなんか放っておいて、ひたすらに生きようよ。 |
1999年4月15日 前田珠子「破妖の剣5 翡翠の夢2」(集英社コバルト文庫)の感想より |
このシリーズの何が良いかって、このシリーズでしか絶対に感じられないものがあるからです。
もうね、私の貧弱な語彙じゃ説明できないくらい、圧倒的に凄いのです。
たかがコバルト。されどコバルト。
笑うやつは、笑えばいいのよ、最後に笑うのは、あたしの方なんだから状態です。 |
1999年4月21日 前田珠子「破妖の剣5 翡翠の夢4」(集英社コバルト文庫)の感想より |
こういうロマンス至上主義は、少年ファンタジーでは100年掛かってもできないでしょう。
ヒロイック=ファンタズムではなくて、根底から「好きだ!(笑)」っていう感覚。 |
1999年5月3日 秋田禎信「魔術士オーフェンはぐれ旅 我が運命導け魔剣」(富士見ファンタジア文庫)の感想より |
なにかを成すならば、それ相応に傷つかなければならない。
しかも、それは予測され望まれるものではなく、忌み嫌われる傷でなければならない。 |
1999年5月5日 若木未生「グラスハート5 いくつかの太陽」(集英社コバルト文庫)の感想より |
創造、創作。それは何にも代え難いものなのか?
そう信じたいけど、それを実践してしまうと、狂ってしまう。死んでしまう。
そのことを若木未生は分かってくれている。それだけで、もう何も要りません。 |
1999年7月24日 秋田禎信「魔術士オーフェン無謀編8 それはいろいろまずいだろ?」(富士見ファンタジア文庫)の感想より |
そういう考え方が建設的かと問われると、ちょっと苦しいのですが、
そういう人間も居るということは紛れも無い事実であって、
だからこそ、切なくて恐いし、そこを突いて来る作者に「やるな(^^;」
と最大限の賛辞を送りたくなるのです。 |
1999年8月15日 若木未生「ハイスクール・オーラバスター 迷える羊に愛の手を」(集英社コバルト文庫)の感想より |
この独り泥沼に沈み込んで行くヤバイ気持ち、分かってくれるのが凄く嬉しい。
けれど、甘えて飛びついたその瞬間、同じ高さの視線から突き放される強烈な一撃。
だけどだけど、分かってくれているから、痛みを知ってくれているから、受け入れられる。
ほんの一瞬でも素直になれる。 そして、何も分かってくれない現実へ、また一歩踏み出して行ける。そんな本です。 |
1999年10月18日 霜越かほる「高天原なリアル」(集英社スーパーファンタジー文庫)の感想より |
みんな寂しがりやで、純情ぶってて、けれど舞台裏を知らないほど無邪気でもない。
誰もが専門家で、誰もが素人で、誰も全体を把握していないくせに、
誰もが自分だけの世界観を語ることが許される、よく分からない時代。 そんな時代の犠牲者でありながら、自分を見つけ出して生きてゆく主人公たちがメチャかっこ良いのです。 |
1999年11月13日 賀東招二「フルメタル・パニック! 戦うボーイ・ミーツ・ガール」(富士見ファンタジア文庫)の感想より |
色々な作品が積み重なり、ある時は急激に、
ある時はゆっくりと多様なファンタジーが出来上がってきたんだよ。
それは繋がりのある流れであって、革命的な転換ではないと思うな。 |
1999年12月12日 賀東招二「フルメタル・パニック! 本気になれない二死満塁?」(富士見ファンタジア文庫)の感想より |
ガンホー!! ガンホー!! ガンホー!! |
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