私の一番好きなライトノベルズは、実は「十二国記」でもなければ、
「レディ・ガンナーの冒険」でも「日帰りクエスト」でもありません。
「オーフェン」でも「ブギーポップ」でも、「フルメタル・パニック!」でも「スクラップド・プリンセス」でもありません。
私の一番好きなライトノベルズは・・・・・・若木未生さんの「グラスハート」(集英社コバルト文庫)です。
ならば「何故『グラスハート』のページを作らないのか?」と問われそうですが、
ちょっとですね・・・・・・好き過ぎるんです。
私が自分で「グラスハート」のページを作り始めたら、
多分、恐らく自制が利かなくなって発狂してしまいます。
それくらい私は「グラスハート」にメタメタにやられてしまっているのです。
音楽でもイラストでも何でも良い。自己表現において一番大切なものは、根源にあるものは何なのか。
それだけは忘れちゃいけないよ、というものは何なのか。
凶悪に突き付けてくれている作品です。
まぁ、そのお話はまたの機会にいたしまして、
今回はその「グラハ」関係のこぼれ話を一席。(ぺんぺん)
「グラスハート」は主人公、西条朱音が「TEN BLANK」と
「OVERSIGHT CYBERNIDED CHROMATIC BLADEFORCE」(通称「オーヴァークローム」)
の2つのバンドと関わりながら
プロのミュージシャンとしての自分(達)の音作りを進めていく物語です。
このうち「オーヴァークローム」の方は、
作者さんがあとがきで実在の音楽ユニット「BRAIN DRIVE」と方向性が近いと書いています。
と、書かれると、いれこんだ小説に関わること、気になるじゃないですか?(笑)
私は中古CDを扱っている古本屋で「BRAIN DRIVE」のCDを集め始めたのでした。
(ここで新品のCDを買わないところが私のひねくれた根性を如実に物語っておりますな。)
マイナーなユニットですが、探せば見つからないことはなくて、
2枚、3枚と「BRAIN DRIVE」のCDは集まっていきました。
そんなある日のこと、「BRAIN WASHING」というタイトルのミニアルバムを¥280でGET
(ファンが聞いたら泣きますね)した私は、
自室に戻ってからおもむろにCDのケースを開きました。
そして――――――――――硬直。
だって・・・・・・全然関係ないお兄さん達の生写真が入っていたのですもの。(笑)