「なんだ新人賞作品はないのか」とか、
「グループSNEは読まないのか」とか、
「せめて電撃文庫はチェックしといた方が良かんべ?」とか言わないで下さい。
私だってそんなに本を読む時間ないのですから。(^^;
さて、気を取り直して。
「個人的感想」というのは、要するに私の好みです。
これに作者の知名度や出版社の宣伝等を加味したのが「売れるか?」という欄です。
今までにも何度か書きましたが、シリーズが売れるかどうかというのは、
シリーズそのものの面白さではあまり決まりません。
かく言う私もそうなのですが(上の表を見れば一目瞭然)、
一旦ある作者の人気シリーズを読んで「面白い!」と思ったなら、
同じ作者の次のシリーズも期待して買う人が多いのです。
そしてメディアへの露出ですね。
全部の本が平等に読者に紹介されれば面白い本=売れる本になるのでしょうが、
現実にそれを期待してはいけません。
情報化社会なんて言っても、
メディアに流れているのはほとんどが意図的に分別された情報なんですから。
ウソは言ってない、でも全部を包み隠さず伝えるわけでもない。そもそも全部ってどこまで?ってなもんです。
そんなこんなで、「自分の好み」でしかも「売れそう」なシリーズを検討すると、
まず「レディ・ガンナーの冒険」がとても有望なのではないかと思えるのですよ。
私の好みがライトファンタジーの平均的読者から外れていることは認識していますが、
今まで約600冊のライトファンタジーを読み、
「オーフェン」「フォーチュン・クエスト」「ブギーポップ」のサイトで合計59万ヒットを稼いだ人間が言うのですから
少しは説得力があるでしょう?(笑)
ところが「レディ・ガンナー」は続編が出ません。(汗)
ならばもう1作の「自分の好み」である「ストラグル・フィールド」はどうかと言いますと、こちらも続編が出ません。
たとえ出たとしても、メディアへの露出を考ると大ヒット作にはならないでしょう。
そこで考えたのが、
「シリーズ化が確定していて、作家の知名度が高く、宣伝もバッチリなシリーズを狙おう」作戦です。
(良いのかそれで。)
ターゲットは「クロスカディア」。
神坂一さん+富士見ファンタジア文庫ならば、
何も「スレイヤーズ」や「十二国記」レベルの面白さは必要ないのです。
そこそこ面白ければ大ヒットになる、と思っていたら・・・・・・・
開けてみたらイマイチ。ああ、なんてままならないのでしょう。(笑)
しかーし、(何か段々テンションが高くなってますね)私は諦めません。
今度は茅田砂胡さんが新シリーズを出されるようです。
これまた「シリーズ化が確実、作家の知名度OK、宣伝バッチリ」になりそうです。
しかも茅田砂胡さんは榊一郎さんと並んで、堅実ハートフル路線でハズレが少ない作家さん。
ふふふ、今度こそ・・・今度こそ・・・(変質者かい)。
と壊れかけてきたところで(化けの皮がはがれてきた、とも言う)、
今回はこのあたりにしとうございます。
まぁ見ていてください。いつか4匹目のドジョウをすくい当てて見せますから。(笑)
では。